治験募集サイト|南和希さん インクロムボランティアセンター

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治験ボランティア体験談

●南和希さん(23歳)

南和希さん 私に治験のことを教えてくれたのは、大学の写真部の先輩です。その人も、さらに前の代の先輩から紹介されてボランティアを始めたとか。 負担軽減費は魅力でしたが、“薬”“試験”という響きが何となく怖かったですし、長時間拘束されて学業に支障が出てはいけないと思い、話を聞くだけで終わっていました。
ところが、去年から大学を休学していたため時間に余裕ができ、就職前にいろいろな体験をしておきたいと好奇心が高まっていたこともあって、参加を決意したのです。

初めての治験は3泊4日で、精神疾患系の薬剤が対象でした。副作用どころか主作用すら感じないくらいスムーズに終わって、すっかり安心したのを覚えています。以来、3種混合ワクチン、ドライアイ用の点眼薬と計3回の治験に参加。元々体が丈夫で、風邪をひいても「寝れば治る」というタイプですが、入院生活で「早寝早起き」と「1日3度の規則正しい食事」が習慣化したことにより、今まで以上に体調の良さを感じるように。本格的な血液検査も生まれて初めてでしたが、飲んだ薬の影響がすぐに数値に反映されるのを目の当たりにし、口にしたものが身体に作用しているんだと実感しました。それ以来、添加物の多い食品を自ら選んで口にすることはなくなりました。

また、グループで行動を共にするうちに仲間もできました。以前、“元・ホスト”の方と一緒になって、ちょっとドキドキしたことも。これほど年齢や職業がバラエティに富んだ人たちと出会うチャンスは滅多にないので、良い社会勉強が出来たと思っています。
集団生活が苦手な方にはお薦めできませんが、社会的モラルと責任感をもって参加できるなら、面白くかつ貴重な体験ができるはず。ときには入院が2週間以上になることもあるので、就職したら参加できないだろうなと思うと残念ですが、いつか自分が協力した薬が世に出回る日が来ることが楽しみでなりません。

新しいお薬は治験によって生まれます。

現在使用されているクスリはすべて「治験」というプロセスを経ています。それらの医薬品はすべて治験によってその安全性と有効性が確認され、患者さんに使用することが(厚生労働省)により許可されたものです。